大阪の観光地、なんば道頓堀。

日々新しいものに取って代わられ
常に形を変えていくこの街のすぐ隣に

昔のままの雰囲気を崩さない
ミナミの街とは一線を画した
場所があります。

それが今回紹介する法善寺横丁

江戸時代初期に建てられた
法善寺の参道にある横丁のお店は
今でも当時の雰囲気を残し

がやがやとしたミナミの街から
隔離されたかのように、静かで、
高級な佇まいを感じさせています。

今回はそんな歴史情緒あふれる
法善寺横丁についてみていきましょう。



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法善寺横丁の場所は?道頓堀と雰囲気が違う理由は?

場所は「大阪市中央区難波1丁目」

住所を見るだけでも大阪のど真ん中に
位置することがわかるこの場所に
法善寺横丁は存在しています。

法善寺横丁

まだ道頓堀周辺が人でにぎわう以前に
建てられた法善寺は

その後この地域が繁華街となってからも
取り壊されることなく存在し、

大阪大空襲や2度の火災で
焼失の目に合いながらも復活をとげ

今も風情を失うことなく
難波の人情味を感じさせながら
活気溢れる街であり続けています。

古くからこの地を知る人にとっては
法善寺という名前よりも

水掛さんと呼ぶほうがしっくり来るようですが、

その名前の由来は法善寺にある
不動明王からきているそうです。

水掛不動

ごらんのように苔がびっしりの
お不動さん。

当時は大切だった水を
お供えするだけでなく掛けることで

願いをかなえたいという強い気持ちを
表していたとのこと。

元来は災難や煩悩を退散させ
迷いのない道へ導くといわれる
不動明王ですが、

水を掛けることが転じて

近年ではこの地域に多い
水商売を営む人たちの
商売繁盛の願いも叶えているそうです。

法善寺の雰囲気は?厳かな雰囲気をたしなむセレブ達

数度の火災にあいながらも
歴史的な価値を損なわず
復元されてきた法善寺

当時の参道だった横丁は
石畳の小路となっており、

とても落ち着いた雰囲気を保っています

法善寺

東西の入り口付近にはそれぞれ
「法善寺横丁」と書かれた提灯が
掲げられていますが、

西側の提灯は藤山寛美
東側は3代目桂春団冶

と、いずれも上方を代表する
偉人によって書かれたとの事です。

こうしたさまざまな歴史を刻み
重みを感じさせる法善寺横丁には

その歴史に負けないほどの老舗料亭や
食事処が集まり、

ミナミ=庶民的な街というイメージとは
対極にある高級さを感じさせます。

大阪、上方に限らず
全国のセレブからも人気のお店が
多くある法善寺横丁。

その内容を少しだけ見てみましょう。

法善寺横丁のお店を少しだけ紹介

大阪といえば串かつ

通天閣の眼下に広がる街、
新世界で食べられる串かつが
特に有名ですよね。

1本100円からのリーズナブルな
価格設定で、
お店自体が観光地となっていますが、

法善寺横丁にある
WASABIという串かつ店は
ミシュランにも掲載されたこともあり

価格も一人平均8000円からという
驚きの高級店となっています。

そしてもう一軒、
同じくミシュランに紹介され
2つ星を獲得している

「本湖月」(ほんこげつ)

大阪を代表する料亭といわれ
最高級の懐石を味わえるこのお店は

値段を言うのも無粋な感じがしますが
一人平均2万から3万円ぐらいだそう。

世界が違いすぎてよくわかりませんね。


安くてうまいもんがそろう
くいだおれの街大阪。

その象徴である道頓堀から
一歩中に入るだけで
完全に世界が変わる法善寺横丁

ぜひ一度こんなところで落ち着いた
高級な大人のデートを
してみたいものです