蛸地蔵という名前を初めて聞いて
駅の名前だとわかるのはなかなか難しいですよね。

字面のインパクトからこの駅名をそのまま名前にした
ロックバンドもいるようで

とにかくインパクトがすごい
という印象が一番に来る駅です。

そんな蛸地蔵駅は
どこにあってどんな駅なのか、気になりませんか?
名前の由来もとても気になりますよね?

今回はインパクトで勝負する?
大阪にある電車の駅、蛸地蔵について注目していきましょう!



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蛸地蔵とはなんと読む?どんな場所?

蛸地蔵の読み方はそのまま
たこじぞう」です。

「たこ」自体あまり漢字で見る機会が少ないので
「蛸」と書かれてもちょっとピンとこないですね。

昔の知り合いがこの駅周辺に住んでいて
駅名についてどう思うか聞いたところ

「話のネタになるからオイシイ」
との事でした。

そんな彼が住む蛸地蔵は
南海本線貝塚駅と岸和田駅の間に位置し、
各停と準急のみが止まる小さな駅です。

住所としては岸和田市にあるこの駅には

あの有名なお祭り「岸和田だんじり祭り」の詳細な資料を展示する
「岸和田だんじり会館」があることでも有名で、

知り合いの彼も立派なだんじり男でした。

関空からなんばへ向かうときに
南海電車を利用すればこの駅を通過しますので

機会があれば貝塚に近づくあたりから
注意して外を見てみてください。

駅周辺のスポットは?

まずは蛸地蔵の駅舎
蛸地蔵駅舎

洋風の建物にステンドグラスがはめ込まれた
おしゃれな雰囲気なので人気が高く、

この駅舎を目当てに下車する人もいるほどだそう。

そして今回の話の要になりますが、
駅から歩いて10分の所には岸和田城が建っています。

岸和田城
この岸和田城、
駅が蛸地蔵と呼ばれる由来に深くかかわっているのです。

名前の由来になった「蛸地蔵伝説」とは?

蛸地蔵と岸和田城の関係は?

その謎を解くお話が「蛸地蔵伝説」として語り継がれています。

蛸地蔵駅から徒歩10分の場所にある
蛸地蔵天性寺」というお寺で
今でもその伝説の内容を見ることができ、

お寺の隣には
日本一大きな地蔵堂(お地蔵さんを祭る建物)が建っていて、
そこに蛸地蔵が祀られているとのこと。

日本一の大きさの地蔵堂が建てられるほどの伝説とは
かなりすごいものなんじゃないかと期待できますね!

その蛸地蔵伝説とは

「和田氏が城を築いた頃、蛸の背に乗った地蔵尊が海辺にお姿を現されました。
しかし、乱世のため厚く信敬せず250余年の歳月が流れたそうです。
天正年間になり紀州の根来衆と雑賀衆が岸和田城を攻めてきて敗色濃厚となった時、無数の蛸とともに法師が現れ、敵を打ち破り、城はことなきを得たそうです。
法師は地蔵菩薩の化身にほかならないということで場内に祀られていましたが、文禄年間に今の天性寺に移され、現在に至っています」

という内容。

無数のタコで応援に来られたという伝説。
すさまじいですね!

しかも250年も放ったらかしにされておきながら
城のピンチを救うというお話がまたすごい!

少し話は戻って蛸地蔵の駅へ

そんな蛸地蔵伝説が描かれた木板が
蛸地蔵天性寺に奉納されているのですが、

蛸地蔵伝説
時代が時代だけありこのように見えづらくなっています。

ここで少し話を戻し、上で挙げた
蛸地蔵駅を再度見てみましょう。

少し補足すると、この駅舎が建ったのは大正14年。
そう聞くと大正モダン溢れるとてもハイカラな印象の建物ですね。

そして先ほども触れた、駅舎にはめ込まれたステンドグラスですが、

実はこのステンドグラスに蛸地蔵伝説の様子が描かれているんです。

浮世絵風の絵とステンドグラスが不思議とマッチして
とても味のある作品になっています。

蛸地蔵駅のステンドグラス

どうですか?タコ強いですね!

ステンドグラスとしてもとても珍しいデザインなので

これを見に行くだけでも価値がありそうです!


名前にインパクトがあり興味をそそられ調べてみると
かなり深い歴史があった蛸地蔵駅。

たまには大阪城などのメジャーな場所でなく、

こうしたディープな大阪の歴史に触れてみるのも
楽しそうですね!