大阪湾の港から大阪市のビジネス街を結ぶ主要道路
中央線とその上を通る阪神高速16号大阪港線。

その道路に沿うように位置する
立売堀には多くのお店が建ち並んでいます。

立売堀
普通に読めば「たちうりぼり」ですが、

大阪の難読地名の読みは一筋縄ではいきません。

いったい何と読むのでしょうか。

その読み方と歴史上有名な人物との関係とは?

ということで、
今回は立売堀について詳細を見ていきたいと思います。
さっそく行ってみましょう!



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立売堀の読み方は?どんな場所?

立売堀の読み方は
いたちぼり」です。

どうひねっても「立売」から「いたち」は出てきませんよね。
その由来については後ほど見ていくとして、

まず、この立売堀とはどういう場所なのか見てみましょう。

立売堀はどんな場所?

冒頭でも紹介したように、
立売堀は大阪港と中央区を結ぶ

大阪のビジネスの主要道路「中央線」に面した場所にあります。
大阪の道路
関連記事:大阪の道路には「筋」と「通」がある?名称の覚え方は碁盤の目が便利!

面積的にも広い範囲を占めていますが、

大阪内では隣接する阿波座(あわざ)の方が
駅名や交差点名になっていることもあり
知名度が高いかもしれません。

しかし、全国的にみると
金属、機械工具の街として有名で、

現在ではその名は
世界にまで渡っているとのことです。

立売堀の名前の由来は?

繊維の街船場と並び
機械工具の街として知られる立売堀。

その名前の由来を見ていきましょう。

立売堀の名前の由来

1620年前後、元号で言うと元和(げんな)の時代、
土佐藩がこの地に木材市場を開き、

材木の立売をしたのが
立売堀の由来だといわれているそうです。

当時材木は船で運んでいたそうで、
大川(旧淀川)から引いた堀が流通の要となっていた

まさに水の都の風景が日常見られていた
場所だったようですね。
立売堀で木材を運ぶ船

というわけで立売堀の
漢字表記の由来がわかったわけですが

まだ一つ大きな疑問が残っています。

それは、なぜ「いたちぼり」と読むのか?

その由来についても見ていくことにしましょう。

立売堀を「いたちぼり」と読む理由は?伊達政宗との関係は?

もしかすると、タイトルで
ピン!ときた方もいるのではないでしょうか?

立売堀の語源の伊達政宗
伊達政宗(だてまさむね)と関係がある立売堀。

「伊達」と「いたち」

そう。
伊達政宗の「伊達」が立売堀の由来になっているんです。

大坂冬の陣・夏の陣に参戦していた伊達政宗が
この地を陣地としていたことから

その後伊達堀(だてぼり)と呼ばれるようになり、
それが「いたちぼり」と変化したとのこと。

さらに時代が過ぎ、先ほどの立売堀となった後も
読み方はそのまま「いたちぼり」が継承された
という経緯だそうです。

漢字の表記が変わっても読み方を変えなかったことから
難読地名が誕生してしまったわけですが、

地名を残そうとする歴史に対する敬意が
素晴らしいですね!


今回は大阪の難読地名
立売堀について、由来や歴史を調べてみました。

これでまた一つ地名から歴史を知ることができましたが、
大阪の難読地名はまだまだたくさんあります。

これからも調査を続け、
大阪の歴史を紐解いていきたいと思います。