「あなた車売る?私、高く買うわ!」

関西出身の20代後半の方なら
全員知ってると言ってもいいぐらい
有名なこのCM。

会社の名前はもちろん
ハナテン中古車センター」ですよね!

中古車のハナテンという名前で
確固としたブランドを築いていましたが

最近社名を「BIGMORTOR」に変え
俳優の大森南朋さんをCMに起用し

色々な意味でとても「大阪くさい」
イメージを取り去ろうとしています。

ハナテン中古車センター
ハナテンから

ハナテンからBIGMORTORへ
BIG MORTORへ

個人的には一度見たら忘れられない
昔のCMが好きだったんですが、

今の時代には受け入れられない
のかも知れません。

と、そのハナテンの社名の由来である
大阪の「放出」と言う土地

「ほうしゅつ」ではなく「はなてん
と読むのですが、

初めて見て「はなてん」だなんて
読めないですよね。

今回はその「放出」の名前の由来や
歴史について見ていきましょう。



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どういった由来で「放出」を「はなてん」と読むようになったの?

放出とは大阪市鶴見区と城東区
に位置する土地で


鶴見区の方は「放出東」と
JR「放出駅」


城東区の方は「放出西」が存在する

ただでさえ読み方がややこしいのに
場所までややこしい
そんな場所です。

JRを利用すれば比較的
梅田へのアクセスはよく、

かなり古い家が建ち並んではいますが
住宅地として比較的便利な場所です。

「放出」をいきなり「はなてん」
と読むのは至難の業ですが、

由来を聞くと意外とシンプルで

「放出」を「はなちで」と呼んだものが
はなてん」となったようです。

放出という字が当てられた歴史は?

読み方の由来はシンプルですが

やはり気になるのは
なぜこの土地に「放出」という
文字が当てられたかの由来ですよね。

これには説が二つあり、

一つ目
水の都大阪に由来しています。

現在では大阪のかなり内陸部にある
この土地ですが、

古くは他の土地同様、川が流れていて
放出周辺にはがあったそうです。

その湖から旧淀川(今の大川)
に水が流れる「放出場所

となっていたのがここ「放出」だった
という説。

とてもわかりやすく
すんなり納得できる説だと思います。

そして二つ目の説は
日本神話に出てくる「三種の神器」から。

三種の神器のひとつ「草薙の剣」
が祭られている名古屋市の熱田神宮。

ここから草薙の剣を盗み出した
新羅(現在の朝鮮半島に位置する国)
の僧が乗った船が

この地に難破して漂着したとき

「自分が難破したのは
神の怒りに触れたからだ」

と恐れてこの地に剣を放った

という伝説が由来しているそうです。

放出の現在までの移り変わり

もともとは摂津の国の一部として
存在していた放出村が

大正14年に大阪市に編入され、
当初は東成区だったところ

後に新設された城東区に変わり、

さらにその城東区が分断され
新しく鶴見区が誕生したときには

たまたま真ん中を走っていた
国道によって

城東区の放出西と
鶴見区の放出西に分かれると言った

読み方以上に
ややこしい土地となりました。


読み方が難しい土地が多く存在する
大阪の中で

特に難読として知られている「放出」

その由来と歴史を知ることで
とても愛着がわきました。